時のらせん公式ハンドブックの表紙に使われているカードは「セラの報復者」。書籍冒頭の4ページにはこの時のらせんがどのようなエキスパンションなのかが語られている。5ページ目では時のらせんのストーリー解説。8ページでは時のらせんが入ることによる神河ブロックのスタン落ちについての解説。
そして9ページから13ページの合計5ページを使ってカード能力の解説がされている。カード能力解説に5ページを割いている理由は、この時のらせんというエキスパンションが過去のカード能力をほぼ網羅しているからだと思われる。そのためスタンダード戦においてもモダン戦やレガシー戦のようなカード能力が豊富な状況になりかねないため、ライトユーザー向けに対するしっかりとした説明が必要だったためと考えられる。
次に14〜15ページでは、時のらせんで発売された4つのテーマデッキについて、過去の公式ハンドブック同様にそれぞれのテーマデッキに含まれるカードリストや枚数が紹介されている。
この時のらせんでは、マジックが発売された1993年8月から2003年5月に発売されたスカージまでの中で、厳選された121枚のカードがタイムシフトカードとして再録されており、時のらせん公式ハンドブックでも解説されている。しかし、再録された121枚のカードの半分近くが「secret」としてカードイラストが掲載されていない（カードテキストは掲載されている）。そのため完全網羅しているとは言い難い内容となっている。